【山本宏義さん】
それであとちょっと時間をいただいて、武雄と伊万里の写真、私の撮ったものを見ていただきます。武雄は残念ながら外だけしか写っていないんですけれども。
![武雄市図書館外観](./takeokouen01.jpg)
これは武雄の外観です。中は撮影に許可がいるんですね。私は匿名で行きましたので、中は撮らなかったんですね。これは非常に立派な建物ですね。
![武雄市図書館外観建物](./takeokouen02.jpg)
坂を上がりまして左側の図書館と文字の書いてあるのが、歴史資料館・蘭学館の展示ホールなんですけれども、丸い屋根のところがエントランスホールですね。
![武雄市図書館外観テラス](./takeokouen03.jpg)
反対側から見ると入り口のテラスの方、パラソルみたいなのがありますが、スターバックスでつけたようですね。後ろにゆめタウンという看板が見えますけど、すぐ近くにあります。
![武雄市図書館外観建物展示ホール](./takeokouen04.jpg)
これが角度変わって蘭学館の展示ホールです。武雄はこれだけです。
ここの場所なんですが、ご覧いただいているように、後ろに山があって、景色もいいし土地柄もいいところですね。これから右の方に100mぐらい離れたところに文化会館があるんですね。文化会館と図書館、歴史館を含めて文化群構想というのが昔からあって、そういうところの一角に立っているんですね。その文化会館があったところは鍋島家という蘭学を紹介した当主の屋敷の跡が文化会館になって、非常にこのあたりは環境のいいところです。
![伊万里市民図書館](./takeokouen05.jpg)
伊万里(図書館)なんですが、行ったのが遅い時間だったので、外をゆっくり撮る時間がなくて、正面のところが入り口です。焼きものの町ですから、せせらぎの下に焼きものが敷いてあります。取っ手とか、電気のコンセントとか、そういうところも焼きもので作ってあるんです。
![伊万里市民図書館宣言](./takeokouen06.jpg)
入ったところに案内があるんですけど、その上に図書館の自由に関する宣言と伊万里市民図書館設置条例の第1条「伊万里市は、すべての市民の知的自由を確保し、文化的かつ民主的な地方自治の発展を促すため、自由で公平な資料と情報を提供する生涯学習の拠点として、伊万里市民図書館を設置する。」ということですね。
![伊万里市民図書館棚](./takeokouen07.jpg)
ここの棚づくりで気に入っているのは、面を見せるところがたくさんあるんです。
![伊万里市民図書館展示](./takeokouen08.jpg)
ここは実物を展示している科学、地学そういうところですけれども、石とかそういうものも一緒に展示してあったりします。
![伊万里市民図書館テーマ展示](./takeokouen09.jpg)
これは柳田邦夫さんのおすすめの本ということで、命とかいうテーマで並べています。
![伊万里市民図書館テーマ展示2](./takeokouen10.jpg)
これもテーマ展示ですね。入ってすぐのところにありました。
![伊万里市民図書館テーマ展示3](./takeokouen11.jpg)
こちらもテーマ展示です。
![伊万里市民図書館地域資料](./takeokouen12.jpg)
もう一つの一角に、字が切れてますけど、伊万里学という言い方をしていますけど、地域資料のものがありまして、
![伊万里市民図書館市民健康事業マップ](./takeokouen13.jpg)
こちらは市民健康事業マップ
![伊万里市民図書館伊万里学研究室](./takeokouen14.jpg)
伊万里学研究室、特に焼きものの関係の資料が集中的に収集されています。
今度は児童の関係ですけれども、ヤングアダルトといわれる中学生ぐらいのためのコーナーですね。進学、就職とか。
![伊万里市民図書館コーナー](./takeokouen15.jpg)
ここで気に入ったのが個別のキャレルが48席あって、それ以外に4〜5人で囲めるようにグループコーナーが2か所ぐらいあるんですよ。だから、中学生、小学生でも、1クラスできてここで学習ができる、で、放課後友だちと来て話しながらできるというそういう面も非常に良くできているんですよね。
![伊万里市民図書館雑誌](./takeokouen16.jpg)
これは雑誌ですね。
![伊万里市民図書館タペストリー](./takeokouen17.jpg)
これは上にタペストリー、これも市民の方が手作りで作られたということなんですが。
伊万里焼きものの町ですから登り窯で焼くんですってね。その登り窯の入り口を模しています。
![伊万里市民図書館お話室](./takeokouen18.jpg)
![伊万里市民図書館お話室2](./takeokouen19.jpg)
![伊万里市民図書館お話室3](./takeokouen20.jpg)
中に入ってみるとだんだん階段になって下っていくんですね。で、一番下にお話をする人が座って、階段に座ってお話を聞くような仕掛けのお話室ですね。
![伊万里市民図書館集会室](./takeokouen21.jpg)
これは別のところで150席の集会室で、この椅子は電動で収納できて、平たいフロアにもできるという作りですね。
![伊万里市民図書館図書館フレンズいまり](./takeokouen22.jpg)
図書館フレンズいまり、これが図書館を支えている市民団体ですね。作ったときから引っ越しもみんなこの人たちが手伝ったということです。玄関入って右側のところにフレンズいまりのコーナーがあります。
![伊万里市民図書館くつろぎコーナー](./takeokouen23.jpg)
コーナーの左側がくつろぎコーナーということで、障害者の団体の方がお茶のサービスを昼間はやっているそうですね。
![伊万里市民図書館市民情報コーナー](./takeokouen24.jpg)
右側が市民情報コーナーということでフレンズの方たちが準備しているコーナーですね。
![伊万里市民図書館会議スペース](./takeokouen25.jpg)
これはボランティア団体、図書館で活動しているボランティア団体が使える部屋で、自分たちの会議をやったり、お知らせを貼ったり
![伊万里市民図書館屋外](./takeokouen26.jpg)
外では工作ができる設備があって、それから右側の後ろに木の枠がある壁みたいになっていますが、戸棚になっていまして、その中にそれぞれの団体の道具とか資料とか預かって保管できるんですね。ですから、団体の人は空いているときにここを使って予約して、ここから資料を出して会議をやって、なにか作業があれば作業もして、というような部屋なんですね。
![伊万里市民図書館庭](./takeokouen27.jpg)
これは写真悪いんですけど、伊万里学の部屋とさっきのヤングアダルトのコーナーとの間がこういう庭になっているんですね。ここも活動の舞台に使えると、そんな仕掛けになっています。
ということで、伊万里がご覧になってどのぐらいおわかりいただけたかわかりませんけど、この伊万里の図書館フレンズは会員が今350人いる、で12のグループができていて、さっきのタペストリーのグループとかいろいろな活動を総力上げて図書館と一緒に活動されているということですね。文字どおり、武雄とは対照的な図書館だったなと思います。
では、時間になりましたので、わたしの方からはこの辺で、あとは川原さんの方からお願いします。
−山本宏義さん講演終了−
−続いて川原敏昭さん補足説明−
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